今回は自分の記録用みたいな記事になってます。
先日NHS(イギリスの国営医療サービス)から1歳になった息子の予防接種のお知らせの手紙が届いた。
通常だったら手紙に、予防接種の種類と、接種の日時と場所(普通は最寄りの登録しているGP)が記載されているのだけど。
Covid-19による影響で、現在最寄りのGPには入り口に『DO NOT ENTER』と書いた赤い紙が魔除けの札みたいにドア一面に貼ってあって、必要がある場合には事前に電話で予約を取らないと中には入れない。
病院の待合室も開放してないので、予約を取った人は自分の番になるまで外で待つシステム。
予防接種の手紙にも日時や場所の記載はなく、『この番号に電話をかけて予約を取ってください』と電話番号が記載。
その番号にかけると自動音声につながり、自分の連絡先と目的を告げておくと、後で折り返しで連絡がという次第。
電話をした2日後に折り返しで連絡が来ていくつかの候補地の中から一番近かった車で10分くらいの子供クリニック(Children centre)を予約。
それから接種日の前日に再び電話で家族内に熱や咳が出てる人がいないかの確認の電話を受けて、当日初めていく隣町の大きな子供クリニックに行って来ました。
事前に、待合室は開放してないので順番が来るまで車中で待機するように言われていましたが、当日駐車場に入るゲートのインターホンで予約確認、駐車場所の指示をもらって待っていると看護師さんが検温に来たあと、順番が来たら看護師さんが外まで呼びに来ます。
子供を連れて看護師さんの後についていくと、まず入り口を入って通常レセプションと待合室がある場所にはダンボール箱に入った物資が大量に積んである。
なんかそれだけで急に野戦病院のような雰囲気。
箱の中身は子供用のお菓子とかジュースなんだけど。
子供の注射はすんなり終わって、スタンバイしてもらってたいざという時の子供抑え要員の看護師さんの手を煩わせることもなく。
もっくんは大泣きしましたが、看護師さんからの注射の副反応の説明などは、普段行ってるGPの看護師さんよりも丁寧でわかりやすかったです。
今、発熱とかにみんな敏感になってるからかしら。
ちなみに今回受けたのは1歳用の予防接種。
Hib(インフルエンザ菌b型)/Men C(髄膜炎菌C)
Men B(髄膜炎菌B)
MMR(麻疹・おたふくかぜ・風疹)
PCV(肺炎球菌)
両手両足に1本ずつの計4本。
終わって車に戻ったら、お母さんに連れられた3歳くらいの女の子がやはり予防接種をしたみたいで号泣しながら隣の車に乗り込んでて。
この女の子が、号泣しながらもお母さんに「わたし今日頑張ったから、イースターエッグ(チョコエッグと思われる)食べてもいい?」って聞いてて。
うちのよっちゃんも、イースターのエッグハントで獲得した大量のチョコエッグを、頑張った時のご褒美とかで小出しに分け与えてるし。
1月によっちゃんが予防接種した時も頑張ったご褒美にチョコあげたので、なんだか一緒だわ、って妙に共感。
しかし、予防接種ってワクチンの名前聞いたってそれがなんだかわからない。
ワタシも子供の頃、日本で受ける一通りの予防接種は受けたけど、日本とイギリスでは予防接種の内容もちょっと違うし、そもそも自分が何を受けてて何を受けてないのかなんてよく覚えてないし。
長女出産した時には、「あなたMMRの接種受けた記録がないから、受けるまで待ってて」とか退院直前に言われたりして、「いや、日本で子供の頃に受けてるとは思うんだけど・・・」とは思いつつも確証がないなんてこともあったりしたな。
で、日本では定期接種に含まれるけど、イギリスでは任意接種となっているものに水ぼうそうがあります。
ワタシの周りでも、子供が学校とかで集団感染して1週間ぐらい親が仕事休んで子供をみてるという話をよく聞くので、イギリスでも定期接種に入れてくれたらいいのに。