三升漬け

先週から産休に入り、今38週目なので、予定日までもまだ2週間くらい。
まだ出産の気配もないので、ちょっと時間を持て余してる今日この頃。

と書くとなんだか余裕そうですが、心の準備は全然できてなくて。
出産用の持ち物リストとか、そろえてはみたけど実際は何がどれだけ必要なのかよく分からないし。

気晴らしに何かしておこうと、手を動かしていたいのが正直なところ。

そこで思い出したのが、以前自家製の味噌を作った時に余った米麹が一袋、冷蔵庫の中で眠ったまま賞味期限切れをむかえており。
イギリスでは貴重な米麹、何とか使ってしまわなくては。

と、思い立って三升漬けを作ってみました。

実は今年の5月に一時帰国した際、初めて行った北海道で三升漬けを口にしまして。
麹の甘みとコクと、唐辛子のピリッと効いたこの三升漬けが美味しくて、材料は麹と醤油と青唐辛子と聞いて、こりゃ麹があったらイギリスでも作れそう。
ということで作り方を見たら、これまた簡単!

ちなみに名前の由来は、醤油1升、麹1升、青唐辛子1升で作ることから来てるようです。
例によって、異国でのワタシの料理師匠のクックパッド先生に伺ったところ、頼もしいレシピがいろいろ出てきたのですが、今回はこちら☆のレシピを参考に。


sanshozuke01.jpg
まずは材料。
唐辛子は、インド料理等で使われるフィンガーチリを150g
米麹(乾燥、若干賞味期限切れ)200g
醤油500cc

レシピによっては全部同量、というのもあるんだけど。
フィンガーチリがかなり辛そうなので、ピリ辛は好きだけど激辛は苦手なワタシは唐辛子少なめ。
仕込んだ時に麹が表面に出てるとカビやすいようなので、醤油多め。

まず、青唐辛子は細かく刻んで種も使う
sanshozuke02.jpg
以前、レモン胡椒作ったとき素手でやったら手がピリピリして大変だったので、ビニール袋で手を防御。

ついでこれを醤油と合わせてレンジで1分
sanshozuke03.jpg
レシピでは1分半となってたけど、イギリスのレンジは電圧が強いので短め。

sanshozuke04.jpg
ちょっと冷ましたところへ、ほぐした米麹を乾燥のまま投入。
唐辛子炒飯のような見た目。
最初は醤油を麹とほぼ同量で250ccくらい加えてみたんだけど、乾燥麹がかなり醤油を吸ってしまうので、結局500cc入れちゃいました。

sanshozuke05.jpg
あとは煮沸した瓶に仕込んで、暗くて涼しいところで保管。
最初から冷蔵庫に入れちゃうと、発酵が進まないらしいので。

ほんとは、1ヶ月くらいは寝かせておくとトロミがついてマイルドになって美味しいらしいんだけど。
ちょっと待ちきれずにフライングで、1週間目に味見。

美味い!
かなーり辛いけど、美味しいよ!

キュウリのスティックに付けてみたけど、こりゃいい酒の肴になる(今飲めないけど)
ご飯や麺類にも間違いなく合う!
醤油のかわりにもいろいろ使えそう。

1ヶ月後が楽しみ〜。

イギリスではアジアとかアフリカ系のスーパーとかに唐辛子の種類が色々あるので、違う唐辛子で試してみてもいいかも。
次はハラペーニョとかで仕込んだら、ちょっとマイルドなのが出来そうでいいかなぁ。
などと考え中。

でも手持ちの麹を使い切っちゃったので、今月下旬に日本から来てくれる母に麹をもってきてもらうように頼んでおこうっと。

妊娠中や授乳中はあまり辛いもの食べない方がいい、ってのも聞くけど。
インドとか韓国とかタイとか、日常で辛いもの食べてる人もいるから大丈夫なのでは、というのはワタシなりの言い訳です。



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年越しソバ

大晦日、イギリスにいるけど年越しソバで年を越したいと思うが、最近引っ越した今の家の近くには日本食材を扱う店がない。
もしかしたらあるかもしれないけど、今のところ発見出来ない。

しかたなく少し歩いたところにあるスーパー、Waitroseの大型店のアジア食材コーナーをウロウロ。
最近は日本食がちょっとしたブームになってるようで、2人分の調味料や食材がセットになって入ってるカツカレーなど売ってるWaitroseですが。

ここにヤキソバセットが売られてる事は以前から知ってた。
このヤキソバセット、その名の通り麺が蕎麦
winter1508.jpg
他に具材として干し椎茸のようなものと、醤油ベースにニンニクや生姜の入ったタレが入ったセット。


ヤキソバとしてではなく、これでなんとか年越し蕎麦らしきものは出来ないかしら?

売り場で商品を手に取り、しばらく考えてみたのだけど。

日本人としては何だか違和感のあるヤキソバを買うのに微妙な心の抵抗があったのと、値段がそこそこするので悩んだ末に却下。

結局友人達と日本のカレーを食べながら年を越す事になりそうです。

ちなみにWaitroseにカレーのルーも売ってるのですが
winter1509.jpg
「ラーメン・カレーに向いてます」とのこと。

ラーメン・カレーか・・・

イギリススーパーの日本食材はいろいろと独自の進化をとげていると感じる2015年の暮れ。

今年もブログにお付き合いくださった皆様、ありがとうございます。
よろしければ、来年も時々のぞきにきていただければ幸いです。

それでは皆様、良いお年をお迎えください。




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イギリス食材で手巻き寿司

土曜日にTの両親がランチに来ることになり、手巻き寿司でもしてみようかと思い立った。

Tの両親はわりと何でも食べられるし、10年程前に旅行で日本にも行った事があるらしい。
とりあえず海苔やご飯といった和食の基本レベルはOKだし、手巻きだったらある程度自分で具材を選べる。

で、具材はどうしようか。

鮮魚を扱う日系の食材店は家から遠いし、値段も高い。
数日前にロンドン中心部にある日系の食材店をのぞいてみたりもしたけど。
この量でこの値段はちょっと。。。と、自分的に納得出来ない。

家からそう遠くない、比較的品質の良い魚屋さんはたまに刺身に出来そうなマグロや鯛があるが、その日の仕入れによっては、何もなかったりもする。

何より苦労して手に入れた刺身が、必ずしもウケるかどうかもよくわからない。

悩んだあげく、開き直りで刺身なし。
近所でお手頃に入手可能なイギリス食材を巻いてみる事に。

義母は軽い糖尿病の気があるのでなんとなく野菜を多めに盛ったら、こんな感じになりました。
temaki01.jpg

魚系は、スモークサーモン、茹で海老、サバの薫製をほぐしてごま油で炒って胡麻と青のりをまぶしたもの。
その他、韓国焼き肉のタレで炒めた牛肉、卵焼き
野菜は、レタス、アボカド、パプリカ、キュウリ、スプリングオニオンの千切り、ルッコラ、クレソン。

他にも焼き鳥やツナマヨなんか考えて見たけど、結構な量になりそうだったし今回はまぁいっか。

先日作った自家製納豆もお目見え
フォークでヒキワリ状態にしてスプリングオニオンと一緒に納豆巻きに
nattoroll01.jpg
義両親にはちょっと微妙な納豆だけど、ワタシとTは大好き。
単品だけど、巻物ならネバネバに煩わされることも少ないかと思いまして。

義両親には具材を一通り説明して巻き方の実演をした後、実践。

ワサビと醤油とガリも用意。
最近は日本食ブームなのか近所のテスコでもガリが売ってるのです。

アボカド、海老、卵焼き、サーモンはなかなか好評
でも生野菜がなかなか減らない。
ちょっと盛りすぎたかしら。

ワタシ的には、ルッコラやクレソンと魚系の組み合わせがお気に入り。

今回スーパーで海老が安くなってたので有頭海老を買ってきて、下処理して竹串を通して茹でてみたけど、これ大成功。
巻きやすいのはもちろん、市販の茹で海老よりも身は大きいしプリプリ。
海老の頭は前日にパスタソースに使ったところ、海老味噌のいい出汁が出て美味しかったし。

欲をいえば紫蘇が欲しかったのだけど、唯一見つけたセントラルの日系のお店の紫蘇は高くて断念。
去年育てた残りの種があるので、今年もいっぱい育てて次回は贅沢に紫蘇を使ってやる!


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病人食

ある朝、Tが突然吐き気に襲われ、起き抜けにトイレにダッシュ。


今までも前日にひどく飲んでの二日酔いで、このような症状でトイレにダッシュする事はあったりして、そんな時は自業自得と放置してたワタシですが。

この日の前日は普通に家でワタシが作った夕食食べて、特に飲みすぎたわけでもなく。
前日まで何の予兆もなかっただけに。

食中毒?
もしやワタシの調理した夕食で!?
(でも、ワタシはまったくどうもない)

などとちょっとオロオロするワタシをよそに、原因不明の体調不良でトイレの往復を繰り返す夫。

水を飲んでも吐き気がするから、と水分摂取も拒否。


日本だったら、無理にでも水分補給。
出来ればポカリスエットとかアクエリアスみたいなのを飲ませたいとこだけど・・・


結局なにもいらないから、と言われなす術もなく。
幸い私も家で仕事で、時々様子を見に行く程度。

私が小さい頃、体調を崩したときはとにかく水分補給にスポーツ飲料などを飲んで、母がお粥やすり下ろしたリンゴなどの消化の良いものを作ってくれたりしたけど。

とりあえずお粥は断固拒否され。

こんな時異国ではどう対応したらいいのかしら。

以前一緒にベトナムを旅行した際にTが食あたりをおこしたときは、「こういう時にはダイエットコークがいいんだ」というワタシには初耳な情報でとりあえずダイエットコークのみ口にしてたT。

さらにワタシが体調を崩して食欲がない時には
「しっかり食べて栄養取った方がいい!あと唐辛子やスパイスに殺菌作用があるから!」
とココナッツも入ってクリーミーでこってりスパイシーなラムチョップ入りのカレーを作ってくれたT。

食欲がないところに、刺激物とラムチョップのヘビー級。

気持ちはありがたいけど・・・
お粥が恋しい。みそ汁でもいい。やさしいお出汁もいい。でもラムチョップは無理っす。

と、Tとの間に根本的な病人食に対する認識の違いを感じたのですが。


今回のTの不調、ワタシに何が出来る!?


ちょっと症状がマシになってきた午後、本人の希望によりコーラおよびジンジャーエールを買ってきて飲ませる。


さらにちょっと食欲が出てきたらしい夕方。
自分が食べたいものを作る、と台所に立ったTが作りはじめたのはまたもやカレー。
しかも本格インド風のスパイス調合から入る野菜カレーと、レモングラスやコリアンダーたっぷりのちょっと東南アジア風なエビカレーの2種!

おいおい、空きっ腹に刺激物を大量に入れて大丈夫っすか!?
と、心配するワタシをよそに、結構しっかり食べてる。

そしてどうやらモリモリ回復してる様子。

翌朝にはすっかり調子を取り戻したらしく、夕食の残りのカレーを朝から食べてました。
けっきょくは疲れがたまったのだろうと本人は言ってますが。


それにしても、なんか体の構造とかが違うのかしら?
そしてこのカレー信仰はどこから来てるの?
(Tの実家も普通のイギリス人家庭で、病人食にカレーを出す気配はないし)


何にしても夫にここまでされると、ワタシが体調を崩した時にお粥を作ってもらえる可能性は万に1つもなさそうだけど、かといってラムチョップやカレーは厳しい。

結局自分で食べたいものを作るしかないのですね。


体調を崩さないように、日々気合いで乗り切ります。



これから季節の変わり目、皆様もどうぞ体調など崩さぬようお気をつけ下さいませ。



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イギリスでモチモチ求肥

先日片栗粉でわらび餅風のものを作ってから、自分の中の和菓子熱が上がってきまして。
正確に言うと、和菓子というよりモチモチ熱なんだけど。

レシピをいろいろ見ていると、白玉粉があれば信玄餅みたいなものも作れそう。

ちょうどセンターに所用のあった折にジャパンセンターで白玉粉を探したところ、200gくらいで4〜5ポンドくらいする。

高っ!
思った以上に高い!

ひとまず退散。


で、先日たまたま韓国系のスーパーに行った時にちょっと似たようなものを探してみたら。

こんなものを見つけました。
gyuhi01.jpg
glutinous rice flour(Made in 香港)。
たぶん餅米から出来てる粉。
それが白玉粉なのか、モチ粉なのか、はたまた別の何かなのか。

詳しい事はわからないけど、餅米だったらそれらしいものが出来るのでは!?
と買ってみたのです。

ちなみに450gでお値段1.5ポンド弱。
日本製の白玉粉と比べたら格安。

早速帰って調べたら、白玉粉の代用で使えそうな予感。

しかも、白玉粉を使ってレンジで簡単に求肥が作れるというレシピも発見!
求肥、ワタシ大好きなんですよ。

で、レシピ通りに作ってみたところ、日本とイギリスではレンジのワット数が違うのかウチのレンジが強力すぎたのか一度目は失敗。
ダマになって、イカゲソみたいな形の固いビニールみたいなのがいくつか出来てしまった。。。


と言う事で、2度目はレンジの時間を調整してみたら大成功。
ちょっと自分のための覚え書き

glutinous rice flour(白玉粉) 50g
砂糖 30g
水 80cc
片栗粉 適量
材料、以上。

片栗粉以外の材料を耐熱ボールに入れてダマが出来ないようによく混ぜておく。
レンジ(850W)に入れて30秒。
取り出すと一部固まってきているので、ヘラでダマが出来なくなるまでよーく混ぜる。
再びレンジで30秒、取り出してよく混ぜる×4〜5回繰り返す。
段々ツヤが出てきたら、片栗粉をしいた皿に伸ばして、上からも片栗粉を叩いて冷やす。
食べやすく切って出来上がり。

今回は砂糖のかわりに黒糖を使って、片栗粉のかわりにきな粉を使用。

gyuhi02.jpg
柔らかモッチモチの求肥が出来ましたよん!


これで黒蜜かけたら信玄餅みたいになりそうだし、シナモンちょっと混ぜたら京都の生八つ橋みたいになりそう。
あんこを包めば大福も出来そうだし・・・
きゃー、求肥バンザイ!


これで、安くて簡単にモチモチが楽しめる!
glutinous rice flourはうちの近所のベトナム系のスーパーでも売ってるし。


Tにも出してみたところ、思いのほか好評。
イギリス人て、こういうモチモチしたの苦手な人も多いので意外な反応。
ちょっとした争奪戦にまで発展。

食べ物を巡って大人げなく争ってしまい、後でちょっと反省。

でも、これからは心置きなく食べられるもんね。

しかし、日本を離れて1年半。
自分で求肥を作る日が来るとは思いもしなかった。



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プロフィール

まや

Author:まや
2008-2010年の留学でイギリスに滞在。イギリス人のTとの結婚を機に2013年から再びイギリスに住むことになりました。
ことあるごとに心折れそうな英国生活と日々格闘。
在ロンドン。

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