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出産前日

先日、無事に出産をしました。

人の出産話には興味ないかもしれませんが、貴重な体験だったので出産の事など書いてみます。
ちょっと生々しいハナシもでるかも。

まず兆候は予定日を3日程過ぎた夜中、何か出そうな妙な感覚があってトイレに行こうとしたら、いきなり破水。
陣痛とか全然ないんだけど、とりあえず病院に電話して指示を仰ぎ、Tも起こす。
病院からは、「取りあえず病院に来て」と言われ、一応入院準備の荷物など一通り持って、午前3時頃Tの運転で車で病院へ。
電話で指示されたバースセンターへ行くと、上の階のトリアージに行くよう指示され、病院内をウロウロ。
トリアージでワタシの血圧や心拍、胎児の心拍を40分程測り、特に陣痛もないし胎児も問題ないという事で、一旦家に帰される。

破水して24時間経過すると、母子ともに感染などのリスクが高まるらしいので、家で様子をみて、同日夜までに出産の兆候が出なかったらもう一度病院に来るように指示される。
ワタシも、時々水が漏れるような感覚はあるものの特に陣痛などないのでそのまま帰宅しちょっと休んで普通に朝食をとる。
でも午前10時を過ぎた頃から生理痛のような痛みが時々くるようになって、「陣痛かな?」と。

病院の持ち物リストの中に、スナックや飲み物、とあり、両親学級の時も「食べられる時に食べておいて。産んだ後もお腹が空くかも。摂るなら炭水化物がいいわよ」
と言われていたので、お米を炊いておにぎりを用意。
やっぱ、疲れてる時はお米が食べたい。

そのうちだんだん陣痛が等間隔で頻繁にくるようになる。
午後2時を過ぎたくらいに10分間隔くらいで陣痛がくるようになったので病院に電話すると
「もうちょっと家で様子見て間隔が5分になったらまた電話して。痛みがキツいようならシャワー浴びたりマッサージしたりしてみて」
と言われ。
破水してるけどシャワーは大丈夫なの?と思ったけど、お風呂に入らなければシャワーは大丈夫らしい。
実際温かいシャワーを浴びてる間は、痛みが少し和らいだ気もする。

そのうち間隔は5〜6分くらいになり、再び病院に電話すると
「10分で3回陣痛がくるようになったらまた電話して。それまでは家で待機」
と言われ。
えー、3分間隔ってこと!?
大丈夫?
病院行く途中で産まれちゃったりしない?

ってか、陣痛の間そうとう痛いんですけど、3分間隔で陣痛きてから車のって病院来いって。。。
歩くのもやっとなのに、鬼だ!

と思いつつ、仕方ないので待機してたけど。
この日がまた、9月にしては記録的に暑い30度近い日で、もう汗だくで痛みに耐え。
やっぱキツいので、陣痛が4分間隔くらいになったところで、もう一度病院に電話してちょっと大げさに
「陣痛の間隔が3分間隔になってる」
と言うと、ようやく病院に来てよし、の許可が出ました。

痛みに耐えてヨチヨチ歩いて車に乗り込み、病院に着いたのが午後6時頃。

希望していたバースセンターに通されて、痛みが来たら痛みの緩和にGas & Air (笑気ガス?)を吸うようにと、ボンベにつながったマウスピースを渡される。

で、痛みが来たらコレを吸うんだけど、吸い込みすぎなのかなんだか手や顔から胸元にかけてしびれるような感覚が。
助産師さんにこれを訴えるも「大丈夫、みんなそんなもんだから」と言われ。
でも痺れがくるので出来るだけ吸わずにいたんだけど、痛みはどんどんキツくなるので、だんだんガスに頼るように。
吸っても相変わらず痛いんだけど、多少吸った時の方が痛みが和らぐ気もする。

体の方も、ガスに慣れてきたのかだんだん痺れなくなってきた。
でもガスの副作用か、途中何度かリバース。
もうヘロヘロでゲロゲロ。

一応Tには、出産時の痛みでワタシが暴言を吐いたりするかもしれないけど、それはホルモンとか色々あって本意ではないから気にしないで欲しい、という事を事前に言ってあるけど。

イギリスでは基本的にパートナーの立ち会いがほとんどのようで、事前にも病院への持ち物リストと一緒にパートナーの立ち会いの心得みたいなものを書いた紙などもらいましたが。
病院についてから、Tは隣で励ましてくれたり、飲み物を飲ませてくれたり。
途中何度かトイレまで連れて行ってくれたり、甲斐甲斐しく世話を焼いてくれました。

ちなみにバースセンターは個室にトイレやシャワーもついてて、産んだ後も同じ部屋で退院まで休めるので、それもあってバースセンターでの出産を希望。

その間にも助産師さんが子宮口を確認。
イギリスでは妊娠中の検診でも基本的に内診とかないので、産むときになって初めての内診。

もう陣痛は1分間隔で来てるのに、どうやら子宮口が出産OKなサイズまでなかなか開かない。
そうこうするうち真夜中をまわって、母体の体力が消耗するので新たな痛み止めとしてPethidineと吐き気予防の注射を打ってもらう。

もうこの頃には、ワタシも意識が朦朧としており注射打たれたのもうろ覚えなのですが。
取りあえず痛みが和らぐならなんでもしてって感じです。

でも結局そこからさらに2時間程様子を見ても、子宮口は開き切らず。
胎児の心拍が下がってきてる事もあって、ついに「帝王切開いきますか」という流れに。

もちろんこれには本人の同意が必要なんだけど、正直この辺りの記憶がワタシの中ではあやふやで。
でもこのままいくと胎児へのリスクが高まるとの事で、二つ返事で合意したような気がする。

そうと決まればバースセンターで出産できないので、病院内の1つ上の階にあるシアターと呼ばれる手術室に移動。

長くなったので、続きます。


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三升漬け

先週から産休に入り、今38週目なので、予定日までもまだ2週間くらい。
まだ出産の気配もないので、ちょっと時間を持て余してる今日この頃。

と書くとなんだか余裕そうですが、心の準備は全然できてなくて。
出産用の持ち物リストとか、そろえてはみたけど実際は何がどれだけ必要なのかよく分からないし。

気晴らしに何かしておこうと、手を動かしていたいのが正直なところ。

そこで思い出したのが、以前自家製の味噌を作った時に余った米麹が一袋、冷蔵庫の中で眠ったまま賞味期限切れをむかえており。
イギリスでは貴重な米麹、何とか使ってしまわなくては。

と、思い立って三升漬けを作ってみました。

実は今年の5月に一時帰国した際、初めて行った北海道で三升漬けを口にしまして。
麹の甘みとコクと、唐辛子のピリッと効いたこの三升漬けが美味しくて、材料は麹と醤油と青唐辛子と聞いて、こりゃ麹があったらイギリスでも作れそう。
ということで作り方を見たら、これまた簡単!

ちなみに名前の由来は、醤油1升、麹1升、青唐辛子1升で作ることから来てるようです。
例によって、異国でのワタシの料理師匠のクックパッド先生に伺ったところ、頼もしいレシピがいろいろ出てきたのですが、今回はこちら☆のレシピを参考に。


sanshozuke01.jpg
まずは材料。
唐辛子は、インド料理等で使われるフィンガーチリを150g
米麹(乾燥、若干賞味期限切れ)200g
醤油500cc

レシピによっては全部同量、というのもあるんだけど。
フィンガーチリがかなり辛そうなので、ピリ辛は好きだけど激辛は苦手なワタシは唐辛子少なめ。
仕込んだ時に麹が表面に出てるとカビやすいようなので、醤油多め。

まず、青唐辛子は細かく刻んで種も使う
sanshozuke02.jpg
以前、レモン胡椒作ったとき素手でやったら手がピリピリして大変だったので、ビニール袋で手を防御。

ついでこれを醤油と合わせてレンジで1分
sanshozuke03.jpg
レシピでは1分半となってたけど、イギリスのレンジは電圧が強いので短め。

sanshozuke04.jpg
ちょっと冷ましたところへ、ほぐした米麹を乾燥のまま投入。
唐辛子炒飯のような見た目。
最初は醤油を麹とほぼ同量で250ccくらい加えてみたんだけど、乾燥麹がかなり醤油を吸ってしまうので、結局500cc入れちゃいました。

sanshozuke05.jpg
あとは煮沸した瓶に仕込んで、暗くて涼しいところで保管。
最初から冷蔵庫に入れちゃうと、発酵が進まないらしいので。

ほんとは、1ヶ月くらいは寝かせておくとトロミがついてマイルドになって美味しいらしいんだけど。
ちょっと待ちきれずにフライングで、1週間目に味見。

美味い!
かなーり辛いけど、美味しいよ!

キュウリのスティックに付けてみたけど、こりゃいい酒の肴になる(今飲めないけど)
ご飯や麺類にも間違いなく合う!
醤油のかわりにもいろいろ使えそう。

1ヶ月後が楽しみ〜。

イギリスではアジアとかアフリカ系のスーパーとかに唐辛子の種類が色々あるので、違う唐辛子で試してみてもいいかも。
次はハラペーニョとかで仕込んだら、ちょっとマイルドなのが出来そうでいいかなぁ。
などと考え中。

でも手持ちの麹を使い切っちゃったので、今月下旬に日本から来てくれる母に麹をもってきてもらうように頼んでおこうっと。

妊娠中や授乳中はあまり辛いもの食べない方がいい、ってのも聞くけど。
インドとか韓国とかタイとか、日常で辛いもの食べてる人もいるから大丈夫なのでは、というのはワタシなりの言い訳です。



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プロフィール

まや

Author:まや
2008-2010年の留学でイギリスに滞在。イギリス人のTとの結婚を機に2013年から再びイギリスに住むことになりました。
ことあるごとに心折れそうな英国生活と日々格闘。
在ロンドン。

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