3年目

もう3年も経ったんだな。
と感じた東日本大震災。

ワタシは当時働いてた東京の職場で大きな揺れを感じました。

当日は帰宅困難となって、真夜中の東京を帰宅困難者の大勢の人の流れにのって歩きながら、現実がなんだか非現実的。
地震直後にテレビで見る津波が家を飲み込んでいく光景も、映画の中の出来事みたいですぐにはピンと来なかったというか、事態が大きすぎてよく飲み込めなかったというか。

地震のあともしばらく余震が続いて、立ちくらみなのか地震なのかわからないような常にゆらゆらしてる変な感覚。
それまで全然知らなかった、携帯の緊急地震速報という機能。
一度電車に乗ってたら、みんなの携帯の緊急地震速報が一斉に鳴りだした時、怖かった。

頻繁に続く余震も、中で何が起きてるのかわからない原発事故も、目に見えない放射能も不安だったし、
テレビで楽観的なことを言う原発御用学者も、情報をはっきり出さない政府にも不信感はいっぱいだし、
計画停電で信号も街灯もない真っ暗な駅前も、飲食料棚ががらんとしたスーパーも異様でした。
なんか悪い夢を見てるような。

テレビでも特別報道番組ばかりで、CMも一切なし。
それがなんだか、さらに緊急異常事態という雰囲気で。

久しぶりに普通のテレビCMが流れた時、ちょっと日常が戻ってきたみたいでホッとしたのを覚えてます。
普通に暮らせるって、すごく贅沢なことなんだなぁ、ってしみじみ。


しかし現実問題、震災の復興は思うようにはなかなか進んでないようです。
3年経った今でも、復興住宅の建設は3%程度。

そしてまったく目処の立たない原発の処理。
未だ原子炉内部がどうなってるのかもわからない状況で、溢れる汚染水の処理さえままならないのに「コントロール出来ている。」といった安倍首相の発言はびっくり。

うちの実家は原発から200km近く離れてますが、ホットスポットと呼ばれる放射線量の高い地域で、市がだいぶ力を入れて除染をしています。
おかげで放射線量はだいぶ低くなってますが、取り除いた高濃度の汚染土は結局有効な処理方法もないまま、穴を掘って埋めたり、人気のない空き地に盛り土してビニールシートをかけて放置されている状態。

今年の正月に帰省したときも、そんな盛り土をいくつか見ました。


まだまだ長期戦になりそうな被災地の復興。
現在日本から離れて暮らしてるからこそよけいに、気休めや希望的観測ではなく
正しい情報として、今後とも被災地の現状、原発の実際の現状が知りたいと思います。


最後に、ニュースで見つけたビートたけしさんのインタビュー記事

「今まさに苦しみの渦中にある人を笑いで励まそうなんてのは、戯れ言でしかない。しっかりメシが食えて、安らかに眠れる場所があって、人間は初めて心から笑えるんだ。」


震災で傷ついた人たちが、心から笑える日が早く来ますように。


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まや

Author:まや
2008-2010年の留学でイギリスに滞在。イギリス人のTとの結婚を機に2013年から再びイギリスに住むことになりました。
ことあるごとに心折れそうな英国生活と日々格闘。
在ロンドン。

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