オープンハウス2014 -Lloyds of London-

Open House Londonが開催された週末。

普段なかなか入れない建物など、この週末に限って一般に公開していたりするイベントで、去年も官庁街や外国の大使館などいくつか訪れたのですが、今年もいくつか回ってみました。

事前の抽選にうまく当選すれば首相官邸なんかにも入れたりするのですが、ワタシも応募してはみたものの残念ながらハズレ。

今年は高層ビルとか上ってみたいなぁ。と何となくリバプールストリート周辺へ。

有名なところで行くとガーキンかしら?
とこちらを目指しました。
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正式名称は30 St Mary Axe
通称Gherkin(ピクルスにする小ぶりのキュウリ)

でも行ってみたら入場のためにとてつもなく長ーい長蛇の列。
多少の行列は覚悟してたけど・・・

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行列の終わりが、建物から2ブロックほど延びてさらに迂回したこの矢印の辺りまで来てて。
コレみただけですっかり挫けたワタシ。

ガーキン、今回は見送り。

でも近くにはまだいくつかOpen Houseになってるビルが。

そのひとつLeadenhall Building
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この形から、通称はチーズおろし(Cheese grater)

cheesegrater02.jpg
こちらも相当並んでたけどガーキン程ではなし。

でも道をはさんで向かいのこのロイズも気になる。
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迷った末に、ロイズに行ってみる事に。

このロイズと言うのはロイズ保険組合の本社ビル。
パリのポンピドゥーセンターで有名になった建築家リチャード・ロジャースの設計。
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内部をスッキリさせるために、配管やダクト、階段やエレベーターなんかがすべて外にむき出しになってるのです。
1986年に出来たビルなのですが、近代建築では異例のGrade Iのリストに載っている(=国家的に建築的にもしくは歴史的に重要な建築物)建物なのです。

まぁ、ワタシ的には好きな漫画『MASTERキートン』に時々出てくるので、ちょっと中が見てみたいっていうミーハーな理由もあるのですが。
ちなみにこのロイズ、イギリスのロイズ銀行とは何の関係もありません。

40分ほど並んで、カバンなどのセキュリティーチェックを受けていざ入館。

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いきなり圧巻の吹き抜け!

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そんなモダンな吹き抜けのオフィスの真ん中に妙に古風な時計と鐘が。

この鐘はルーティン・ベルと呼ばれ昔は海難事故などのニュースがあった時にならされたようです。
1度鳴らすのは悪いニュース、2度鳴らすのは良いニュースだそうで。
でも今では特別の行事などでしか鳴らさないようで、最近では今年の4月に女王陛下の訪問を受けた時や、ジョージ王子の誕生の際に鳴らされたのだとか。

ロイズは海上保険を扱う事も多かったようで、トラファルガーの海戦で有名なネルソン提督の銀食器のコレクションなんかもありました。

こちらは海上事故の船の記録を残したもの。200年以上昔から現在に至るまで、昔ながらの羽ペンで記録しているのだとか。
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このページは2014年4月に事故のあった韓国のセウォル号の記録。

さて次はむき出しのエレベーターに乗って11階へ。
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この11階には今までのガラスとスチールとコンクリートの建物から急に18世紀のお部屋へ
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こちらは18世紀の建築家、ロバート・アダムズの設計したダイニングルームをオークションで買い取って設置したのだとか。
なんか不思議なタイムスリップ感。

でも部屋の外はこんなかんじ
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先ほどの時計とベルが遥か下の方に見えてます。

こちらにはビルの模型。
下からじゃよくわからない全容が見えました。
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こちらは、以前の建物の内部を描いた様子。
これを描いたTerence Cuneoは自分の絵のトレードマークにネズミを画面のどこかに書き込むのだそうで・・・

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あっ、いた!

帰りも再びむき出しのエレベーターで
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途中からは吹き抜けを見渡しながらエスカレーター。
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こちらはボランティアの人もあちこちにいて、何か聞くと丁寧にいろいろ解説してくれます。
なかなか見応えのあったロイズ本社。

この後は名物市長の仕事場、ロンドンシティーホールに向かうのですが、長くなりそうなのでまた次回。


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まや

Author:まや
2008-2010年の留学でイギリスに滞在。イギリス人のTとの結婚を機に2013年から再びイギリスに住むことになりました。
ことあるごとに心折れそうな英国生活と日々格闘。
在ロンドン。

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