ファースト・コミュニオンと家族の宗教

日曜日にTの8歳になる姪っ子のファースト・コミュニオンにお呼ばれして行ってきました。
ファースト・コミュニオンへのお呼ばれは2度目なので、全く勝手の分からなかった初めてのときよりは少し気持ちにゆとりアリ。

1度目はTの学友の事実婚のパートナーの連れ子という、一応面識はあったけどワタシとは縁もユカリもない少年。
ワタシにとっては初めての宗教行事で勝手も分からない上によく知らないご家族の行事に参加、とあって、もうアウェー感がハンパなかった。
その時の記事はこちら

事前に「ファースト・コミュニオンとはなんぞや」という初歩からググりまくり。
幸いTのフォローと、Tの学友家族の暖かい対応で(たぶん)たいした粗相もなく乗り切れたのですが。

今回はTの3人の姉のうちの次姉の長女のHちゃん。
Tの家族もみんな来るし、異教徒だけどワタシも家族の一員。
ファースト・コミュニオンに参加するのも2度目。
何とかなるでしょう。

と、前回程ほどのドキドキはなかったのですが。
前日になってTが「今回はオレ、ゴッドファーザーだから教会ではHちゃんと一緒に席が用意してあるから、まやはR(Tの弟の婚約者)と一緒に適当に座っといて。何かあったらRに聞いてね。」
とのこと。

ゴッドファーザー=イタリアマフィアというようにワタシの脳は勝手に自動変換して、テーマ音楽まで流れてしまいましたが。。。
本来は後見人とかそういう役割なんですよね。
へー、Tも誰かのゴッドファーザーだったりするんですね。

で当日、ロンドン南部に住むTの弟カップルが高速乗り間違えてサウサンプトンに向かってたので大幅に遅刻すると連絡が入り(会場の教会はロンドン北部)、Rちゃんの援護が見込めなくなり。

さらにはTと同じようにHちゃんのゴッドマザーとなってるTの長姉が前の方の席に座ってしまうので彼女の5歳の長男(Tの甥っ子)がワタシの隣に座ることになり。
普段から落ち着きのないこの5歳児が、宗教行事の間おとなしくしてるのか、ハラハラドキドキのワタシ。

ちなみに長姉の旦那さんはというと、「カトリックじゃないし、宗教行事に興味ないし、Queen's Head(近所のパブ)のベンチ予約してあるから」とか言って2歳になる次男を連れて式の間はパブで自主待機。
わりと自由ですね。

幸いTの三姉夫婦とその息子2人もワタシと一緒に座ってたのですが。
この三姉一家はユダヤ教徒。
元カトリックでのちに改宗してユダヤ教徒となった三姉以外はワタシと同じく異教徒で、馴染みのない行事にアウェー感満載。
ワタシと同じように、賛美歌も、膝をついてのお祈りも、寄付金バスケットも全てスルー。

でも勝手の分かってる三姉がワタシと5歳の甥っ子の面倒いろいろ見てくれました。
結局5歳の甥っ子は、それなりにおとなしくしてたけど、三姉の旦那さんと息子2人は途中で飽きてしまったらしくこっそり中抜け。

主役のHちゃんは、同じくファーストコミュニオンを受ける子達と緊張した面持ちで登場。
Hちゃん含め、女の子は真っ白のドレス、男の子はスーツなど、きちっと正装。

式が無事終わった後、みんなで次姉の家に改めて集合。
幸いよく晴れたイギリス的な夏日で、庭で食べたり飲んだり。
T家以外では、次姉の夫の母、Tパパの友人でTや姉達ののゴッドファーザーでもあるご夫婦と、主役のHちゃんの友人が来てました。

今回TはHちゃんのゴッドファーザーとして、Hちゃんにプレゼントをあげてたのですが。
中身は聖フランチェスコの像(高さ30cmくらい、聖人本人+ウサギと鹿付き)
8歳の女の子がこれをもらってうれしいのか?
などとワタシなど思ってしまうのですが・・・宗教行事だしそういうもの?
Hちゃん素直に「わー、ありがとう!」とみんなにも見せてまわり「部屋に飾っておくね」と言ってました。

横から長姉の5歳の長男が
「この頭、剃ってるの?禿げてるの?それとも帽子?」と聞いてて。
あっ、ワタシもそれ思ったことある!と内心共感。正解は剃ってマス。

他の人もお祝いのプレゼントとして、十字架のペンダントとか、ロザリオとか、宗教色が色濃く出てました。
あとはお祝いカードと一緒に現金とか。

余談ですが日本語では聖体拝領とも呼ばれるホーリー・コミュニオン(キリストの体と血であるパンとワインを分け合うことに由来)でミサの最後に信者が並んで順番に神父さんからパンとワインを頂いてるのですが、これはファースト・コミュニオンの儀式を行わないと参加出来ない。

だからファーストコミュニオン前の小さい子供やワタシのような異教徒は、列に並んで胸の前で腕をクロスさせて神父さんの祝福を受けることは出来るけど、パンとワインはもらえない。
ハズなのですが。

ワタシの友人のインド人(ヒンズー教)で、親戚と一緒に行った教会で皆に勧められるままに神父さんからパンとワインを頂いたことがあるというヒトもいます。

本人曰く
「だって誰も教えてくれなかったし、誰も止めないし。でも旦那(イタリア人でカトリック教徒)に話したら、マジでーって真っ青になってた。そんなのその時言ってくれないと分かんないよねー。でもなんか貴重な体験したー。」
とあっけらかんと話してくれた。

姪っ子のHちゃんもファーストコミュニオンを受けるために2年くらい前からキリスト教について学んだと言ってたし、物々しい儀式を経てのホーリーコミュニオン。
そういうのすっ飛ばして、パンとワインを口にするとバチがあたったりはしないかしら、と小心者のワタシなどドキドキしてしまいますが。


今回は次姉家のファーストコミュニオンでしたが、数ヶ月後に今度は三姉家の長男(12歳)のユダヤ教行事バル・ミツワーにもお呼ばれしてまして。
ユダヤ教徒の成人の儀式(日本で言う元服?のようなもの)らしいのですが。

周りにユダヤ教徒の知り合いもほとんどおらず観光以外でシナゴーグに入ったことのないワタシには、キリスト教に輪をかけてユダヤ教行事は未知の世界。
ホント言うと、バル・ミツワーという言葉も聞き馴れなくて何度聞いても覚えられず、さっき『ユダヤ教、行事』で検索かけて調べました。。。
Tも「何が起こるのか見当もつかない。オレもあの帽子(キッパーというらしいカッパのお皿みたいな帽子)かぶらないとダメなのかな。どこで調達出来るんだろう」と今からドギマギしてます。



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プロフィール

まや

Author:まや
2008-2010年の留学でイギリスに滞在。イギリス人のTとの結婚を機に2013年から再びイギリスに住むことになりました。
ことあるごとに心折れそうな英国生活と日々格闘。
在ロンドン。

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