結婚祝いを労働で

週末、ロンドンの西のレディングの近くに住む義弟カップルの家に泊まりがけで滞在。

今年の10月に結婚を控えて、最近家を購入した彼ら。
イギリス人らしく内装はすべてDIYというので、そのお手伝いです。

元々カウンシルと呼ばれる低所得者用の家だったところで、前の住人が1950年代からずっと住んでたと言うそのお家の内装は、日本の感覚で言うなら昭和の香り。
良く言えばレトロ、悪く言うなら時代遅れで古くさいかんじで。。。

今回壁紙から風呂タイルにバスタブ、台所のシステムキッチンに階段の手すりなど全て模様替え。

この日は暖炉の周りのレンガの補修と壁の補修にTの持ってる道具とTの労働力を借りたいということで、ワタシも微力ながら参加。

金曜の夜に義弟宅に泊まって、翌朝新居に行ってみるとなるほど・・・
1階のリビングの壁は全面が目の覚めるような鮮やかなオレンジ色。

2階の寝室の壁と床は、義弟の彼女Rちゃん曰く「テレタビーズのティンキー・ウィンキーの色」と言ってたけど、まさにそんな紫色。
tele_twinky.jpg
BBCよりテレタビーズ。紫色がティンキー・ウィンキー

しかも寝室の床は、ベッドがあったと思われるところだけペンキが塗られておらず中途半端。

こりゃ落ち着かないわ。

暖炉の横には何かのダクトを通してたのか大穴が開いてる。

早速Tはレンガとコンクリートで穴の修繕にかかり、義弟はリビンクの壁のペンキ塗りの前にシュガーソープという洗剤で壁を洗浄。
Rちゃんは2階への階段から階段下の物置にかけての木の手すりや壁のニスを落とすための紙ヤスリがけ作業。
ワタシは2階の紫の間の壁をシュガーソープで洗浄、という役割分担で作業開始。

このシュガーソープ、馴染みのない洗剤なんだけどペンキ塗りの前の壁の洗浄とか台所のしつこい油汚れ、タバコのヤニ汚れ、壁紙を剥がす際なんかにも使われるアルカリ性の洗剤で、別にシュガーから出来てるわけではないけど乾燥粉末が砂糖みたいだからシュガーソープと言われてるらしい(wikipedia情報)

壁洗浄の手順としては、バケツにシュガーソープを用意。
ゴム手袋をして、片手にスポンジもう片手に金たわしを持ち、スポンジで壁を拭き、金たわしで壁紙の取り残しや壁紙接着剤をこすり落とし、再びスポンジで拭く、の繰り返し。

ある程度シュガーソープで拭いたら、今度は真水とスポンジを用意して、これでシュガーソープで拭いたところをふき取って行く。

この作業、なかなか腕にくる。

両手に持ったスポンジとタワシで円を描くように壁を拭きながら、思い出したのは映画『Karate Kid』(邦題はベストキッド)で主人公の少年が、空手の達人ミヤギさんから教わる空手修行。
「ワックスかける!ワックス取る!」
映画の筋とかすっかり覚えてないけど、記憶の隅にあった空手修行が、なんだか蘇ってきました。


部屋の壁を半分拭き終わったあたりで、1階の壁を終えた義弟が助っ人に。

2人で壁を拭きながら、「それにしてもオレンジと紫ってなかなかのセンスだよね」「今度は何色にするの」
などと話してたら
「子供のときの自分の部屋は何色だった?」
という話になり。

何色だったっけ・・・自分で家の壁のペンキとか塗ったことなかったし。

日本では賃貸はともかく、自分の持ち家を持ってる知人友人でも家の内装を自分で塗った話はあまり聞かない。
ペンキ塗りっていってもせいぜい本棚とか靴箱とか。

一方イギリスでは、よく壁のペンキを塗り替えたりする話を聞くし、フランスに友人を訪ねて行った際にも賃貸だけど壁は好きな色に塗って絵まで書いてあったりしたし、家を購入した知人は床板剥がしたり、壁をぶち抜いたり、ドアの位置をずらしたりと、かなり大胆にアレンジしてる。

先日家を購入した友人宅の庭を訪れた際も、かなり大胆なDIY作業が展開してた。
spleeds17.jpg
コンクリートとかも自分たちで混ぜる。


家の構造に関しては、地震大国日本では素人知識で壁をぶち抜いたりするDIYはさすがにしたくないけど。

内装の色に関しては、イギリスの人達、自由だなぁと思う。
結果、オレンジと紫の壁になったりもするんだろうけど。

その後も庭の雑草駆除や壁のヒビや穴をパテで補修作業が続き、昼にピザ、晩ご飯に出前を取って、夜の10時近くまで作業。


作業終了後、義弟とTの間で「じゃ、今回の労働がウェディング・ギフトってことで」と合意。

日本のお祝儀の相場を考えると足りないんじゃないかしら、などと思うのだけど。
双方合意済みなのでこれでいいらしい。

髪の毛にペンキをつけて、一日紙ヤスリをかけ続けて頭の先から足の先まで粉にまみれたRちゃんと義弟に見送られて帰宅の途についたのでした。

ミヤギさんの空手修行のような壁拭きのおかげで、翌日は筋肉痛がハンパなかった。



義弟の結婚式は今年の10月にイタリアで行われることになってて。

mat_inv01.jpg
こんな素敵な招待状をもらってワタシも参列予定で楽しみなのですが。

その前に今のワタシの配偶者ビザが今年の10月に切れてしまうので、結婚式に間に合うようにビザの更新をしなくては・・・

配偶者ビザ、めんどくさい上に値段も高いんだよね・・・とビザ更新が今からちょっとブルー。



↓ポチッと頂けると励みになります
にほんブログ村 海外生活ブログ イギリス情報へ
にほんブログ村


人気ブログランキングへ

スポンサーサイト

テーマ : イギリス生活
ジャンル : 海外情報

コメントの投稿

非公開コメント

素敵なアイデアですね

まやさん〜
こんにちは。
ご主人のTさんは建築関係のお仕事なんですねえ〜
素敵ですねえ〜〜。
自分たちのマイホームも手作り?できるじゃないですか〜
それも二人で一緒に作るっていいなあ〜

イギリスって地震がないから、レンガ作りとか、多いのかな?
内装も自由な感じですよねえ。
娘の大学も、どこかの文化財?って感じの学校でした〜

その娘がねえ・・、英語がやっぱり話せないらしく、
グループでいると話に入れないらしいです。
今は日本にいますが、
周りがペラペラで話すから、ついていけないらしいです。
で、出遅れてしまうから、孤立感があるらしい。
1年弱いましたが、9月に帰るのが億劫な様子・・・。
日常会話では何て言うんだろう・・・って言うのが分からなくて、
困るらしい。難しいですね。

英語は時間がかかりますよねえ。






Re: 素敵なアイデアですね

さっちゃんさん:こんにちは。
うちの夫は建築というより造園に近い仕事ですが、ガテン系は得意みたいです。
でも、手作りマイホームはコワいですね。。。
実は知り合いに、現在進行形で手作りマイホーム建ててる方がいるのですが、基礎工事ですでにガス管掘り上げそうになったり、井戸が出てきたり、なんかいろいろ大変そうです。
イギリスでは新築を建てるよりも既存の家を買って、改装する人が多い気がしますし。

娘さんの英語のお悩み、すっごくよくわかります!
私も留学当初に同じように悩んだ時期があります。

でも語学って、結局使って身につけるのが一番だと思います。
特にイギリス人的な言い回しなんて、教科書に載ってないけどよく使うものとかいっぱいありますし。

とは言え私も、夫が男友達と飲んでるときの会話なんて未だにさっぱりわかりません。
イギリスの有名人とか地名がよくわからないし。
夫の放つシュールなイングリッシュ・ジョークもさっぱりわからないけど、他のイギリス人にも受けてないところを見ると「まぁいいや」と、こっちは放置。
プロフィール

まや

Author:まや
2008-2010年の留学でイギリスに滞在。イギリス人のTとの結婚を機に2013年から再びイギリスに住むことになりました。
ことあるごとに心折れそうな英国生活と日々格闘。
在ロンドン。

検索フォーム
最新記事
カテゴリ
年別アーカイブ
このブログの記事
最新コメント
最新トラックバック
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR