コーンウォール -海岸線を歩く-

ニューキーの近くから海岸線を北上し、デボン州との州境近くに住むTの知人を訪ねて行ったワタシ達。

ついたところは、湾に面した静かな村。
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こちら、もともとはTの友人Mさんのご両親が15年程前に休暇用のコテージを購入し、退職したあとこちらに移り住んで来たとのこと。

他に比べると気候も穏やかなイギリス南部で、サーファーにも人気のエリア。
夏の間は休暇に来る人たちで混み合うらしいのだけど、ワタシ達の行った9月の中旬はすでにピークを過ぎてひっそりしてました。

この日、ロンドンからやって来たMさんと現地で合流。
Mさんのご両親は入れ違いでロンドンに行っていて翌日戻ってくるとのこと。

早速、歩いて5分くらいの海岸を3人で散歩。
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砂浜あり、岩場あり。
サーファーや、犬の散歩をする人達がちらほら。

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片側は崖になっていて、地層が出てます。
この崖、年々少しずつ削れて浸食されてるのだそう。

翌日はMさんの案内で、Heritage Coastと呼ばれる自然保護区になってる海岸線を歩きに行きます。

イギリスでは海岸線に沿ってCoast Pathと呼ばれる自然歩道があって、短距離から長距離まで好みに応じて歩けるようになってるところが多いのですが、コーンウォールもほぼ全域海岸沿いに自然歩道がついてます。
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今回は車で20分程行ったところにあるこちらの教会から出発
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この教会、特に観光で訪れる事もないような小さな教会ですが元はケルトの聖地だったところに立ったものらしく、ケルト文様の入った古ーい石臼のようなものとか置かれてました。
その後、サクソン人やノルマン人の時代にも教会として存続してきたようで。
教会の天井の梁には、アルマダの海戦でこの近くの海岸に難破したスペインの無敵艦隊の船板が使われてるのだとか。
確かに梁には船釘の跡のようなものがある。

とっても興味深い教会でした。

教会を出て牧草地を少しすすむと
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その先は崖

結構切り立ってます。
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そして歩道は崖に沿ってのアップダウン
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開始早々ワタシ息切れ。

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さらに迫り来る崖

終始無言で上り下りを繰り返し、ようやくちょっと開けた牧草地に出た
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海側の崖っぷちギリギリに朽ちた柵があり、手前に新しい柵があるのは
ここもやっぱり少しずつ浸食されてるからなのかしら。

途中羊さん達にお尻向けられたり
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ウシさん達に不審な顔されたりしながら
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目指すはカモメ岩と呼ばれる鳥の頭みたいなあの岩の反対側
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なのですが、みんな途中でお腹が空いてきて。
と言っても辺りには何もなく。

ご飯が食べられそうなのは出発点の教会の近くに1件あったパブくらい。

当初のルートでは時間がかかって昼食時を逃してしまう。。。

ということで、カモメ岩の手前で横に折れて近道をして戻ろうという事になったんですが。

歩道だと思ってた道はだんだんけもの道に変わり、森の中に入って行き、足元はぬかるみになって行き・・・
どんどん不安が募ったところで、けもの道すらなくなった。

携帯の電波も不安定で携帯のGoogle Mapも使えない。

そんなところでTとMさん
「方向的にはこっちだと思う」

ってことで、横のぬかるんだ斜面を上って行く事に。
マジっすか!?とひるむワタシを置いて、おじさん2人はどんどん登って行く。

一応ウォーキング用のブーツで来てますが、斜面はぬかるんでグズグズで、さらにブラックベリーの薮のトゲトゲだらけ。

木の枝につかまって何とか10メートルくらい登ってみたら、目の前は一面ブラックベリーのトゲトゲの茂みでおおわれてて、その向こうに有刺鉄線の柵と、ひらけた牧草地が見える。

でも今さら斜面をおりて、ぬかるみの道をもと来た方に戻る気もしない。

こうなったら前進あるのみ・・・

ってことで、Tがもってた十徳ナイフで薮を切り開き、ワタシ達はあとに続き、最後は有刺鉄線乗り越えて牧草地に出た。
半ズボンで来てたMさん、足が擦り傷だらけ。

生い茂るブラックベリーはこんなでしたが
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喉もと過ぎればなんとやら。
トゲトゲ地獄も抜けてしまえばこっちのもの。
ちょっとおやつにベリーをつまんでいきます。

私有地に無断で立ち入りという状況で牧草地の隅っこをそそくさ抜けて、ようやく本来の歩道に出た。

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人里に出ただけで、だいぶうれしい。

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農家の猫さんに出会ったりして、さらに和む

こうして出発点の教会まで戻ってきて
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無事に近くのパブで昼食のフィッシュケーキ(魚のコロッケみたいなの)にありついたのでした。
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パブの庭からも海が見える
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なかなかの絶景パブです。

今回4時間程のウォーキング。

無茶な近道とかしなければ、ワタシのようなヘタレでもかなり楽しめる絶景自然歩道でした。
でもいざという時のために、防水の歩きやすい靴と、おやつと水分は必携です。


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サバイバル的な?

まやさん〜

ウオーキングというより、すごい〜
探検?みたいでしたね!

私も行ってみたくなりました〜
道無き道〜の探検も楽そうですね。
ブラックベリーが美味しそうです!
日本のみたいに甘〜いのかな?

パブから見えた景色もいいな〜
牛さんや、羊さんて近くにいたんですか?
柵とかありますよねえ・・?

Re: サバイバル的な?

さっちゃんさん:こんにちは。
イギリスの田舎はいたる所に自然歩道があって、ウォーキング好きな人も多いです。
うちの夫はすぐに近道したがるので、結果的に薮や湿地に入り込んで余計に時間がかかることもしばしばでちょっと困りものなのですが・・・
ブラックベリーはいたる所に生えてて実は美味しいですが、ほとんどは放置されて伸び放題でトゲトゲがとにかく厄介です。

牛や羊は柵に中にいますが、歩道も柵の中を通ってます。
動物達は結構間近に居たりしますが、そんな時は驚かせたり刺激しないよう「ちょっとお邪魔してます」の態でそろっと歩いてます。
プロフィール

まや

Author:まや
2008-2010年の留学でイギリスに滞在。イギリス人のTとの結婚を機に2013年から再びイギリスに住むことになりました。
ことあるごとに心折れそうな英国生活と日々格闘。
在ロンドン。

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