婚約指輪物語

婚約したとき、まだ日本とイギリスで遠距離だった私たち。

婚約して2ヶ月後に、一週間ほど仕事の休みを取ってTに会いにイギリスに来た時のこと。

その前から薄々Tが婚約指輪を準備してくれてるような気配はあったのですが、何しろあまりお金のなさそうなTのことなのでそれほど期待はせず。

頂けるだけでありがたい。

と謙虚な気持ちで臨んだワタクシですが、そこで目にしたのは・・・


散らかった机の上に、むき出しの指輪が3つ

箱とかもなくて、無造作に指輪が3つ置いてあるわけです。
何かのレシートとか、携帯の充電器とかと一緒になって。


でTが「どれがいい?」って聞いてくる。



えーっと、うーんと。

あれ、これって婚約指輪、でいいんでしたっけ?


ワタシが思う婚約指輪って、
アレだよね、プロポーズするときに片膝ついて
「Will you marry me?」
とか言って、ちっちゃな箱をパカンと開けたらキランて箱の中に鎮座してるやつ

日本だと給料○ヶ月分とか言っちゃって、男性が一大決心で女性に贈るやつ
もらった女性も感激して泣いちゃったり

婚約指輪を渡すのって、ちょっとした人生の一大イベント。
結婚に向かって行く2人のロマンチック度MAX、ハイライト的な・・ねぇ

そりゃ、期待しないとか、謙虚な気持ちでとか最初に書いたけど、でもそこはワタクシも乙女
なんだかんだ言ったって若干の期待はしてました。


っていうか、そもそもなんで3つあるの!?

そこ、おかしいでしょ。
説明プリーズ!


T曰く、1つは父方の祖母の婚約指輪、1つは母方の祖母の婚約指輪
最後の1つは姉が昔の彼氏にもらったものらしい。

えっ!?

おかしくない?

家族代々受け継いだ由緒ある(らしい)指輪が父方、母方で2つあるのは分かりました。
でも、姉が元カレからもらった指輪とか、選択肢の中に入ってるのはおかしいだろ。

T「確かに、(姉の元カレからの指輪)どうかなぁって思ったけど、デザイン的にはまやが好きそうな感じだったから一応選択肢に入れてみた」


姉の元カレ、なかなか良いセンスではありました。指輪、素敵でした。
でも、義姉の元カレからのプレゼントをお下がりってのはナイよねぇ。
縁起悪そうだし。

その他にも、「母方の家系はそんなに裕福じゃなかったから、ダイヤが小さいんだよねー」
とか、いらん解説をするT

なんか、段々、自分が試されてる気がしてきたよ。

金の斧銀の斧鉄の斧、みたいなね。

結局、一番シンプルだった父方の祖母の指輪を頂きました。

サイズも合わせて、ちゃんと箱にも入れてもらいました。


これ元々は、Tの曾祖母が婚約で曾祖父にもらったもの。
それを息子に譲って、その息子が婚約する時に奥さんに贈った
という2度の婚約に立ち会ってる指輪で、1920年代のビンテージなのでデザインもシンプルながら今ではなかなか見ない形です。

この由来を聞くと、ロマンチックで素敵だけど、いかんせんシチュエーションが・・・


このあと、Tの家族にささやかな婚約ホームパーティーを開いてもらいました。

teaparty01_s.jpg

teaparty02_s.jpg
カップケーキに目移りするTの甥っ子がかわいい

ちなみにTには姉が3人と弟がいて、件の指輪は長姉のもの。

次姉は出会った最初の頃、ときどき間違えて私のことをTの元カノの名前で呼んでました。

なんだろう、大家族で育ってみんな大らかなのかな。

悪気は全然無いんだけど、突っ込みどころはいっぱいある。


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プロフィール

まや

Author:まや
2008-2010年の留学でイギリスに滞在。イギリス人のTとの結婚を機に2013年から再びイギリスに住むことになりました。
ことあるごとに心折れそうな英国生活と日々格闘。
在ロンドン。

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